昨年10月末の第26回定期演奏会が終了してから、2カ月が過ぎました。サファリオーケストラの活動は、秋の定期演奏会だけではありません。この時期は、次の定期演奏会に向けて各自のレベルアップ、メンバー同士のアンサンブル力を高めるために、「かってにひこうかい」なるものを開催しております。
「かってにひこうかい」は、アンサンブルとソロと2回あり、1月末にアンサンブル、2月にソロの会が開催されます。今年のアンサンブルの会には、13チームが参加。結成以来活動を継続しているカルテットや、住んでいる地域が近い人が集まったカルテット、パートアンサンブルなどが、それぞれ選んだ曲を演奏します。今年はベートーヴェン生誕250周年の記念の年ということで、ベートーヴェンを演奏するカルテットもあります。
カルテットの練習を、サファリオーケストラのマエストロ前澤均先生にみていただくこともあります。前澤先生は1974年にNHK交響楽団の団員によって結成されたシュトス弦楽四重奏団を主宰し、毎年全国で演奏会を開催していらっしゃるカルテットの名手。先生からは「アンサンブルはサファリにとってもいい取り組みだね」というお言葉をいただいており、非常に熱心に指導してくださいます。「短期間で1曲(全楽章)仕上げるのは難しいから、今年は第1楽章だけ、来年は2、3楽章、というふうに、同じメンバーで時間をかけて1曲仕上げていくのもいいと思うよ」というアドバイスをいただき、私たちメンバーも「よし、またこのカルテットで来年も頑張ろう!」と、継続的な取組みに繋げられています。
この「かってにひこうかい」は、団員限定演奏会のため、一般のお客様はご来場いただけないのですが、サファリオーケストラ入団希望の方は、見学可能となっています。入団希望の方は、下記ボタンよりぜひお問い合せくだい。